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奇心がそれを許さないんです。それに、僕は部屋住みの三男坊で、女房子供もいませんから。なぁに、大丈夫です。自分の身に危険が及びそうになったら、その時は撤退しますから」

「本当にそうしてくれよ。仮にも君は漢波羅家の御曹司(おんぞうし)なんだし、ここのバイトに雇うのだって、最初は躊躇(ためら)ったくらいなんだから」

俺の熱意と一度こうだと決めたら曲げない性分(しょうぶん)に根(こん)負けしたのか、小山は渋々とながらも事件の「捜査」を認めてくれた。

10月14日、水曜日、午前7時── 。

こうして俺は、主人の小山と仲間達に別れを告げ、一足早く北罚Ц咝∥荬颏ⅳ趣摔筏郡韦坤盲俊�

第2章 二人の「